親父がプールに行くにあたり
いろいろ、準備が必要であった。
１． 以前より１３キロ減、水着が合わない。
（新しく新調致しました！）
２． リハビリの先生からはＯＫは出ているものの
また、肺炎になったらどうしようか。
（なった時はなった時、治せばいいんだ）
３・ 着替えが一人でできるのか？！
そう、
３つだけではなく
その他諸々いろんな関門がありました
そう、自転車に乗れるまで
杖が不要になるまで
ホント親父はがんばったのです！
しかし、私自身はあまり親父が３番の事について
考えていた事を知らなさ過ぎた…
ちゅうか
親父自身もあまり考えていなかったのですが
今週、ＮＨＫの「ためしてガッテン」を観ていて
脳卒中の患者さんが半身マヒなのが
自分でいろいろ出来るようになったっていう番組が放送されていて
その患者さんがいろいろ出来るようになるにあたり
家族の方が一つ一つ「自分で出来るよう」手出ししなかった事
観るに至り
そうか～～～
風呂上がりの着替えに関しては
身体を冷やしてはいけない！！！
それが第一で
出来る事はしてもらっているつもりだったのだが
モタモタしているとついつい手伝ってしまっていた
ちゅうか…
私が着替えさせてたんだわ
リハビリにならない事してたんだね（涙）
とにかく、寒い間はやっぱり早く着換えさせた方がいいのはホント
暖かくなってきたこの時期なら大丈夫だし
今週から親父はなんとか自分で着替えられるよう悪戦苦闘していた
着替えやすいシャツ
着替えやすいズボン
着替えやすいパンツ
パンツ
パンツ
これが･･････････････
ね～～～～～。
実は
初めて書くことになりますか
プールで親父を知っている人はみんな御存知なんだけど（笑）
実は親父は
フンドシ派。
ええ、
親父は生まれてこの方今回の入院に至るまで
７６年フンドシ生活だったので御座います。
しかし
入院生活において
絶対安静を強いられたり
足も少し不自由になった、そんなこんないろいろあって
一時期リハビリパンツを穿かされてたり
いろいろ、ホントあったのですが
退院してからはリハビリパンツでずっと過ごすのも親父の自尊心がどうなのかと
普通のパンツ（ボクサー型）を穿いてとりあえず尿とりパットってものを
使用して貰う事にしてもらっておりました。
しかし
長年、フンドシ生活してた親父には不便だったらしい
とりあえず娘に勧められたものだからそのままパンツを穿く事にしていたけれど
今回、プールへ行くにあたり
どの点で自分で着替えるのが難しいのか
一人で着替えている親父を観察
パンツを穿くのに手間取っている
ボクサーパンツだからちょっと普通のパンツより足にトックリがあるせいなのか？！
普通のパンツならば大丈夫なんだろうか？
明日にでも買いに行こうかと
思っていたのだが
夕食を食べながら弟も加え３人で話していた際
「普通のパンツ買ってこようと思ってるんやけど」
その意見に関して別段反論はなかったのだが
「ふんちゃん（ウチの家での「ふんどし」の愛称）やったらどうなんやろうか」
と私が一言言うと
「大丈夫や」と親父が一言
そういや、立ったままでもフンドシは装着できる素晴らしいアイテム（笑）
屈んで持ち上げる必要も無し
練習してみる価値はあるか…
次の日の着替えで
親父はまったく心配無用で着替えて出てきたのである
全部自分で着替えて出てきた親父の顔は晴れ晴れ。
しかし、心配性の私はパットとか付けた方がいいのではと聞くんですが
「フンドシなら大丈夫」
今まで実はフンドシの親父がどうやってトイレに入るのかは
いささか疑問がありました
っちゅうか････
大いなる興味はあったのですが
「どうやってするの？？？」
面と向かって聞いたのでありました（笑）
ズラす…
らしいです。
トイレに行く際パンツだとモタモタ下ろすのに時間がかかるけど
フンドシならズラして座るだけなのだそうだ！！！
「左様ですか～～～」
とにかく、
フンドシ復活みたいです（涙）
ただ、
フンドシのストックが３つだけなんです（涙々）
え？
買ってくるのかって？？？
ＮＯ～～～～～～～～～～～！
作るんです（涙）
母が健在の際は母が作っていたのですが
途中から私が作るように（涙）
サラシを生地屋さんとか和装小物屋さんで買ってきて作るので御座います。
前回サラシを生地屋さんで買ったらイマイチ良くなかったので
今あるサラシは鶴橋の仕事先近くの和装小物屋さんで購入
その際
「サラシ何に使うの？」と聞かれ
「実は父がフンドシを穿くので作るんです」と。
そうしたら
「よく外人さんがフンドシ売ってないかって聞かれるんやけど
サラシと紐を買って作ればいいって勧めてるのよ」とか。
紐もサラシで作るんですよ･･･････
フンドシ生活が快適なのか～～～親父（涙）
また作りますわ（涙々）
仕方ないな～～～
