なんとか風邪が治ったのですが
昨日2年ぶりに火造りをした親父の仕事をちょっとみてもらいましょか ^^
先日得意先から電話があり
「釘締め」というものが欲しいとの事
???
注文の電話を聞くようになって初めて聞く商品だったのですが
昔は作っていたとかで
久し振りに作ってみようかと
親父が火造りの仕事をする事になったのでした。
金槌はなかなか作るのは大変なのですが
この「釘締め」というのは何からちゃちゃっと出来るとかで
ほんまかいな?と思いつつ
昨日親父が「やってみる」っつうので
一緒に工場に降りて見ていたところ
これは写真撮っとくべきなのかも?
慌ててカメラを手に親父の仕事のお手伝い。
所々しか取れてないしカメラの電池切れも有り
ちょっとしか撮れませんでしたが
町の鍛冶屋さんのお仕事を写真で紹介します。
切った鋼材を炉で焼き
大まかに機械で打ち出すところ
これを半分に切って
機械打ちしていたのですがなかなか上手く
力加減が入らないというので
結局自分で打つ事に
久しぶりに見る火造りはやっぱり楽しい
飽きることなくよく眺めていた覚えが。
大体の形が整ったらグラインダーにかけ磨きます。
それからまた火入れをして
仕上げ…もう一度焼いて鋼材を強くするのですわ
久しぶりの仕事で親父も疲れたようで
焼き終わった釘締めをゆっくり冷ましてるところ
それから一気に水に突っ込み急速に冷やします。
あとは釘締めにニスを塗っては仕上げ。
↑出来上がりを挟んで使用した鋼材。
釘締めとは船を造る道具なのかな?
船釘っていうのを締めるのに使う道具だそうです。
朝の9時頃から始めて12時過ぎには4丁出来上がりました。
久しぶりに見る親父の雄姿はなかなかいいもんです。