チャーリーのほほんブログ

ブロガリからお引越、ぼちぼち、やってます。&チャーリー高橋ですがワタクシ女性です、男性のチャーリー高橋さんではありません。

「東京タワー」

観てきました
「東京タワー」(映画)

映像化された「東京タワー」の中では一番良かったかな

大泉洋主演の「東京タワー」は
原作とかけ離れてたし
大泉洋リリー・フランキーに見えなかったし。

速水もこみちの連続ドラマ「東京タワー」は
最初から観なかった~~~
(どうしてもリリー・フランキーではないもんで)

だからと言って
オダギリジョーリリー・フランキーって
男前過ぎやろっとは思ったけれど
3人の中では一番「有」ではあった。

そういう事はさておき

映画の話ですね…。

え~~~と、原作は読みましたか????

私は読みました。

TVのドラマは原作とはかけ離れてしまった感があり
ドラマにする為話を作りすぎた?って感じだったのだが

映画の脚本は松尾スズキ

とても上手かったと思います。

甘ったるいニオイのしない
簡潔に原作のエピソードを見せてくれた

原作を読んで
読んだそれぞれの人がたいてい
自分の母の事と置き換えて読む人が多かったという
この原作に

この映画もきっと
観た人それぞれが自分の母を思い観たのだろう

ま、私もその一人ではあったのだが

この映画の「オカン」が抗ガン剤治療を始めて
のたうち回っていた、その場面を観て

ウチの母はそういう事無かったな~

とか思い出し
客観的に観過ぎて涙が出なかった。

男の人と女の人では母親の看病の仕方は変わってくるよね
お葬式からずっと、
法事や何や3回忌までいろいろ忙しいので
泣いてるヒマもなかったっけ

とか考えてたら感情移入も出来なかったのだった

母親が生きている人も亡くなっている人も
観てみてちょっと考えてみる時間を持つ事もいいと思う

ま、観たい人が観れば良いんだ
(泣かなかった訳ではないんだけどね~)

私が泣けたのはオダギリジョー(ボク)が樹木希林(オカン)に「東京に来ないか」と言って、「行ってみようかな」そう言って電話を切った後にもう一度電話をかけてきて「東京に行くって事は一緒に住むって事?」って確認の電話してきたところでした。

その人それぞれの「オカン」を確認しに行くのもいいかも知れません。

いいなと思った映画を観た後にはパンフレットを買って帰るのが
いつも、なのですが
今回パンフレット買うって事を考えもせず
映画館を出て、しばらく歩いたところで引き戻り
改めてパンフレットを購入したのだった。
(先日の「神童」は観終わってすぐ買ったっけ)

映画館に足を運んで映画を観るってのがいいんだな