チャーリーのほほんブログ

ブロガリからお引越、ぼちぼち、やってます。&チャーリー高橋ですがワタクシ女性です、男性のチャーリー高橋さんではありません。

ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女

wowowで放送されていたので
ちょっと気になり録画しておいたものを
昨日と今日に分けて観終わった。

原作は読んでいない。

子供の頃図書館で見かけてはいたものの
何故か手が伸びなかった。

周りの友達が読んでいた訳でもなかったから?
本の評判を聞かなかったから?

何でなんだろうか?

その本の存在は知っていたにもかかわらず読まなかった
気になる本ではあったのだ。
(「銀のいす」という題名の本もあり、
 その表題だけで気になって気になって仕方なかったのは本当にホントなんだけど
 なんで読まなかったんだろうか???)

児童書の「枠」から外れる事もなく
いいお話だったのだが
(映画を観ての感想)

最近、児童書の「枠」ってのがとても気になるのだ。

と言うのも

この間書いた記事の
本を求めて三千里(涙)
買ってきたダレン・シャン氏の「デモナータ第5幕」血の呪い
買ったその日にダダダダーーーッと読み終えてしまったのだが
やりきれない程、酷いラストで

甥っ子に「読んだら貸すね~~~♪」と
約束していたものの

見せたくない…。

そんな気持ちが行ったり来たり

なんでこの本が児童書なんや?!

怒りさえも覚えた内容であった。

ええ、

児童書でないのであれば
面白い読み物ではあると思う。

もし、自分が子供の頃に読んでいたらどうだっただろうか?

そんな事を考え、考えあぐねて

この本に関して書く事を避けていたのかも知れない。

もし、
私が子供の頃にこの本を読んでいたら…

色々考えたのだが
その読む
年齢によるのだと思った。

良し悪しの分別が子供には付かない

それをちゃんと認識出来るその子供なりの年があるのではないか?

それが出来る子供であれば
読んでもいいかもと思う

私がこれを子供であって読むとするなら
小学校6年生くらいでなら読めたかなぁ

私ならばその年以前に読んだなら
かなりの衝撃を受けると思う。

児童書というくくりであるからには
子供をどん底には落とさないお話で終わる筈ではある。

この、ダレン・シャン氏の書いた前作の
ダレン・シャン」は
正直、ハッピーエンドではないと思う

ギリギリその本を読んだ子供を路頭に迷わせない
終わり方ではあったけれども

子供には刺激が大きすぎる本であった。

今回の「デモナータ」は
それを超える恐ろしさなのだ。

しかもこれを発売しているのは小学館

ハリーポッターに対抗して
これを大々的に「アレ」したいんだろうことは判るんだけど
児童書なんでしょう?
(実際ワーナーブラザースが映画の版権取ってるらしいから映画になるんだろうけれど)

ううう。

子供の頃には
夢を持てる本を読んでもらいたいって
自分が読んで楽しかった本を
甥っ子にはいつも貸し出してたので
この、ダレン・シャンには
困っているのだ。
(甥っ子から面白いと勧められて読んだのが始まり)

甥っ子はもう高校2年だし
これを読んで何をどうするとは考えられないからいいのだろうけれど

ドラえもんが何とかしてくれる」
とか言い出すバカがいるように

「この本を読んでいたから悪魔を信じていた」とか
言い出さない事を願う。

児童書は夢だけを見せる本であってほしい

この、「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」を観ていた時

サンタ?がやってきて3兄妹にそれぞれ武器(?!)を手渡すシーンがあり
それをその子供に手渡す理由を伝えた言葉を聞いて
なんだか子供の頃にこの本を読まなかった理由が
判ったような気がした。

その台詞が私には怖いと感じたのである
(子供の私だったらどうかと思いながら観ていたので)

とてもいい映画だったと思う
子供が観るに堪える
ちゅうか
観てほしい映画の一つかな?

「夢がある」

それだけで、いいのかな。

今度公開のハリーポッターの映画は
かなり子供には途中経過で恐ろしい映画なんじゃないかな?
(今度の最終巻7/21発売でハッピーエンドになると信じてる私だが)

児童書という限りは
子供をどん底には落とさないでほしいものだ。

デモナータ第5幕」も途中経過なので
最終的にはハッピーエンドに終わってくれるのだろうか???

とにかく

ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」を観ていた時間は
とても楽しい時間を過ごせたと思う

子供が夢を見ていられる
未来のある映画が増えてくれるといい
本もそうあって欲しい。